箱根駅伝はなぜこんなに人気なのか―中国メディア

Record China    2018年1月6日(土) 0時0分

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5日、中国のポータルサイト・百度に、日本で箱根駅伝が毎年高い人気と注目を集める理由を考察したコラムが掲載された。イメージ写真。

2018年1月5日、中国のポータルサイト・百度に、日本で箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)が毎年高い人気と注目を集める理由を考察したコラムが掲載された。

文章はまず、箱根駅伝が関東地区の大学生による駅伝大会というローカルなイベントであることを紹介。それにもかかわらず全国的に知られており、五輪や世界選手権、プロ野球にも引けを取らないほどの人気と注目度であるとし、テレビ離れが進む中でも箱根駅伝の中継は毎年高い視聴率を記録し続けていると伝えた。

そのうえで「箱根駅伝の人気の背景には、日本国内で起きている空前のマラソンブームがある。2016年、週に1回以上は走ったという日本のマラソン・ジョギング人口は467万人で、この15年間で日本のフルマラソン大会に参加した人は35万4000人に上る」としている。

また、マラソン人気以外にも箱根駅伝の戦いが大衆に与える学校や地域への帰属感、そしてしばしば繰り広げられる逆転ドラマの魅力が、見るものを大いに引きつけて止まないと説明。最近では「箱根駅伝シンドローム」という言葉まで登場しており、箱根駅伝の観戦が単なるスポーツ観賞ではなく、新年に必ずやる儀式のような存在になっていると解説した。

中国では2016年より箱根駅伝を参考にした「大学100マイルリレー大会」が開かれているという。この大会の主催者であるスポーツコンテンツ企業・毎歩科技の責任者は「箱根駅伝には100年近い歴史があり、彼らが大事にしているのは競技文化だ。われわれはまだ始まったばかり。まずはフィットネス文化を育てなければならない」と語っている。(翻訳・編集/川尻

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