「パンダは消滅させるべき」英テレビ司会者の暴言に批判殺到―中国

Record China    2009年9月24日(木) 11時55分

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2009年9月、中国ではBBCのクリス・パッカム氏の“舌禍事件”が話題となっている。同氏はパンダ保護に費用を使い過ぎだと批判し、昨年にはその金を別に使えるならば「最後の一頭でも食べてやる」と発言した。写真は今年4月、北京動物園に運ばれるパンダ。

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2009年9月、中国ではBBC放送の動物番組司会者のクリス・パッカム氏の“舌禍事件”が話題となっている。23日、中国新聞網が伝えた。

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パッカム氏は英誌ラジオタイムの取材に答え、「パンダは進化の袋小路にはまっており、決して強い種ではない。不幸なことに彼らは大きく、そしてかわいい。世界自然保護基金(WWF)のマークでもある。そのため数百万ポンドを保護に投じているが、わたしはこうした対策はやめるべきでパンダは尊厳ある消滅を選ぶべきではないかと考えている」と話した。パッカム氏はパンダ保護をやめれば、その費用を別の動物の保護に用いることができるとも述べている。

パッカム氏は昨年にも「もしパンダに費やされている費用を別に使えるならば、わたしは最後の一頭のパンダでも食べてやる」と発言している。今回の雑誌インタビューをを中心に、昨年の発言まで取り上げて中国では大々的に報道され、批判が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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