鳩山首相の「東アジア共同体」構想に日本メディアの反応は?―中国紙

Record China    2009年9月25日(金) 9時47分

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23日、米ニューヨーク市内のホテルで鳩山由紀夫首相は中国の胡錦濤国家主席と会談し、自身が掲げる「東アジア共同体」構想を提唱した。中国紙は、これに対する日本メディアの反応を報じた。写真は09年9月、江蘇省揚州市で行われた日中市民交流イベント。

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2009年9月23日、米ニューヨーク市内のホテルで鳩山由紀夫首相は中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会談し、自身が掲げる「東アジア共同体」構想を提唱した。中国紙・環球時報は、これに対する日本メディアの反応を報じた。

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同紙は、鳩山首相の「東アジア共同体」構想は米国、欧州連合(EU)に次ぐ世界経済の「第3の極」を作り、新たな成長のけん引車に育てていくため―と論じた「毎日新聞」の記事を紹介。「読売新聞」も鳩山首相が外交のスタートに胡主席との首脳会談を選んだことは、「アジア、とりわけ中国を重視する姿勢を鮮明にした」と報じたと伝えた。

好意的な報道の一方で、「産経新聞」は鳩山首相が日本の唯一の同盟国である米国との十分な協議なしに「東アジア共同体」構想を進めようとしていることに、「生煮えの構想提示は極めて遺憾」と報道。「毎日新聞」も外交問題は「友愛」だけに頼っていては、何も解決できないと報じたと同紙は伝えている。(翻訳・編集/NN)

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