Record China 2009年9月26日(土) 14時9分
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25日、北京市警は国慶節期間中の市民による警備を計画当初の80万人から100万人に引き上げると発表した。写真は市内の警備にあたる市民ボランティア。
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2009年9月25日、北京市警は国慶節(建国記念日、10月1日)の期間中、「市民による警備」の規模を計画当初の80万人から100万人に引き上げると発表した。この大規模な人海戦術は、08年の北京五輪の規模を上回る。中国新聞社が伝えた。
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北京市警上層部によれば、警察官数十万人は繁華街や重点地区を中心に警備しており、市民警備ボランティアは地下道や歩道橋などの警備にあたる。テロや破壊活動防止のために警戒レベルを最大に引き上げ、市内2890ブロックすべてに人員を配置するという。市民警備ボランティアの半数以上は50代以上。皆、赤い帽子に黄色い長袖Tシャツ、赤い腕章をつけ、胡同(フートン)と呼ばれる北京古来の路地や街並み、住宅街をくまなく警備・巡回する。
期間中、閲兵式が市内を東西に貫く長安街で行われる予定だが、沿道の建物からの襲撃を防止するため、儀式中は沿道のホテルは通りに面した客室の使用禁止、オフィスビル内での作業も禁止となる。また、北京五輪時と同様に、北京市内に通じる全ての道路の入り口で第一の検問、四環路・五環路で第二の検問、二環路・三環路で第三の検問という「三道防線」措置を実施、要注意人物や危険品を徹底的に排除する。
これらの徹底した警備活動により、9月の北京の治安は良好で、自転車盗難も35%減少、警察出動件数も20%以上減少したという。(翻訳・編集/中原)
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