<中華経済>「中国富豪ランキング」首位にバフェット氏出資企業の総裁、100位以下から急浮上

Record China    2009年9月29日(火) 17時54分

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28日、中国在住の英国人ジャーナリスト、ルパート・フーゲワーフ氏が毎年発表している「中国富豪ランキング」2009年版で、中国の二次電池・自動車メーカー、比亜迪(BYD)の王伝福総裁が初めて、首位になったことが分かった。写真は王伝福総裁。

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2009年9月28日、中国在住の英国人ジャーナリスト、ルパート・フーゲワーフ(中国名:胡潤)氏が毎年発表している「中国富豪ランキング」2009年版で、このところ勢いに乗る中国の二次電池・自動車メーカー、比亜迪BYD)の王伝福総裁が初めて、首位になったことが分かった。資産総額は350億元(約4610億円)で、順位は08年の103位から急浮上した。2位は古紙リサイクル業から製紙関連企業を立ち上げ、一代で財を成した女性実業家、張茵氏の一家で、資産総額は330億元だった。中国経済網が伝えた。

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王氏は1995年にBYDを設立。充電用バッテリー製造や携帯電話事業を経て、03年に自動車分野に進出し、02年には香港株式市場のメーンボードに上場した。

中国の自動車ブームとエコ社会化の流れを受け、BYDは大きく業績を伸ばした。08年9月には米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が傘下の投資会社を通じて出資を表明すると、BYDの株価も急騰し、一躍注目を集めた。

景気対策として中国政府が進める自動車販売拡大策の追い風もあり、BYDが発表した09年6月中間期決算の内容は、売上高が30.2%増の161億3249万元(約2202億円)、純利益は前年同期比97.7%増の11億7780万元(約160億円)と目を見張るものだった。自動車は当初、低価格ブランドのイメージが強かったが、このところ次々とミドルアッパークラスの車種を発売しており、外資と提携しない自主ブランド車メーカーとしては奇瑞汽車に次ぐ国内2位につけている。(翻訳・編集/東亜通信)

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