2009年9月28日、韓国紙・中央日報が「中国のネットユーザー1億人が韓国製ゲームを利用」との記事を掲載した。韓国のソフトウェア産業や衣料品、テレビドラマはいずれも中国で成功を収めているが、韓国製ゲームはとくに成功している。環球時報の報道。

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7月23日、中国最大のゲームショーである「第7回CHINA JOY(China Digital Entertainment Expo & Conference)」が上海市で開催された。各国から多くの出展が集まったが、韓国のNEXON社が5ブース、NHN社は3ブース出展するなど、韓国から20社余りが出展し、中国市場への力の入れ具合を示した。韓国文化コンテンツ振興院北京事務所の責任者は「中国のゲームショーを謳っているが、実際には韓国のゲームショーと言ってよい内容」だったと話す。

中国のネット人口はおよそ3億3000万人だが、その65％がオンラインゲームのユーザーとされることからも、中国市場の大きさが窺える。中国で人気のあるゲームはその大部分が韓国製のゲームの中国語版で、現在人気のあるオンラインゲームの上位6位のうち4つが韓国製、そのシェアは全市場の50％に及ぶ。

統計によれば、2008年の中国市場におけるゲーム販売高は311億元（約4090億円）だったが、2012年には700億元（約9205億円）にまでふくらむことが予測されており、映画やテレビ、CDといった「3大娯楽」の市場規模を上まわるという。（翻訳・編集/岡田）