<軍事パレード>各界の反応は様々、独立派は中国国旗を燃やす―台湾

Record China    2009年10月2日(金) 13時50分

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1日、北京で開かれた建国60周年軍事パレードの模様は台湾でも生中継された。台湾では、当局が関係改善に誠意を示す一方、独立派団体が中国の国旗を燃やすなど、様々な反応を示した。写真は北京の天安門広場前で行われた軍事パレード。

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2009年10月1日、北京で開かれた建国60周年を祝う軍事パレードの模様は台湾でも生中継された。台湾各界は、行政院長(首相に相当)が記者会見で中台関係の改善に誠意を示す一方、独立派団体が中国の国旗を燃やすなど、様々な反応を示した。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。

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呉敦義(ウー・ドンイー)行政院長は同日開かれた記者会見で、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が演説で述べた「平和的発展」と「国家統一の実現」に対し、「中国側が両岸(中台)の分離独立の現実を受け入れることを希望する」と強調した一方、「関係改善に向けた誠意はある。最悪の状況を受け入れる準備はある」とも述べた。

一方、独立を掲げる野党・民進党の趙天麟(ジャオ・ティエンリン)報道官は、「台湾と中国はいずれも独立主権国家。中国が建国記念日を祝うことは尊重するが、軍事力を誇示するやり方は世界の流れに反している」と警戒感を示した。

また、複数の独立派団体が同日午前10時1分(現地時間)に中国の国旗を燃やすパフォーマンスを行った。民進党の羅文嘉(ルオ・ウェンジア)中常委も同夜、「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長を描いたドキュメンタリー映画を台湾の5都市で上映、同議長の訪台を認めない馬英九(マー・インジウ)政権に抗議した。(翻訳・編集/NN)

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