Record China 2009年10月3日(土) 20時24分
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1日にはじまった国慶節(建国記念日)の大型連休は消費拡大の好機。ただ、「食の都」と呼ばれる広東省広州市では飲酒運転への規制強化を受け、飲食店の売り上げが大きく落ち込む見込みだという。写真は広州市の著名な庭園式レストラン。
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2009年10月1日、いよいよ始まった国慶節(建国記念日)の大型連休を、中国国内の小売企業や飲食店は消費拡大の好機と期待している。ただ、「食の都」と呼ばれる同国南部、広東省の省都・広州市では飲酒運転への規制強化を受け、飲食店の売り上げが大きく落ち込む見込みだという。1日付広州日報が伝えた。
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今年の秋の連休は国慶節シーズンと中秋節が重なったため、一般には8日間の休みとなった。中秋節は家族が集まり、一緒に夕食のテーブルを囲むのが伝統的な過ごし方で、飲食店もかき入れ時となる。ただ、広州市内のある有名レストランによると、このところ飲酒運転の取り締まりが厳しくなったため、アルコール度の高い白酒(蒸留酒)を中心に酒類の販売が例年より3割も減少している。「テーブルで1人や2人でも酒を飲まない人がいると場が盛り上がらず、結果として飲む人でも量が減ってしまう」というのだ。
市場に在庫がだぶついているためか、商店ではこの季節の贈り物によく使われる白酒が通常の15〜20%値引きされ、「1本買えばもう1本サービス」といったキャンペーンも行われている。それでも販売は思わしくなく、広東省酒類産業協会によると、国内で販売の「黄金シーズン」とされる9月、10月、ある有名ブランドの高級酒の売り上げは同省で例年の3割減となる予測だ。(翻訳・編集/東亜通信)
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