<軍事パレード>中国と台湾の軍事力、質的な差はもはや存在せず―米学者

Record China    2009年10月3日(土) 17時52分

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2日、環球時報は、中国が1日に行った建国60周年の軍事パレードに関し、台湾の軍事専門家や米国の学者の見方を紹介した。写真は建国60周年の閲兵式。

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2009年10月2日、環球時報は、中国が1日に行った建国60周年の軍事パレードに関し、台湾の軍事専門家や米国の学者の見方を紹介した。

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台湾紙・聯合報は2日、中国の軍事パレードに関する台湾・淡江大学戦略研究所の黄介正(ホアン・ジエジョン)教授の話として、「中国の軍事産業はあらゆる分野で全面的に発展しており、全ての軍事システムをカバーできるレベルに達している」と紹介。黄教授はさらに「一国の軍事力は軍隊の人数だけで判断すべきでない。英国の海軍には約3万人の兵士しかいないが、その背後では巨大な海洋産業システムがこれを支えており、そのことが英国を海軍強国にしている」と例を挙げ、「武器を海外から購入していれば調達が思うようにできず、いざ開戦となった際に作戦の展開に支障をきたす」と語り、軍事産業の発展が中国の軍事力強化に大きな効果を発揮していると指摘した。

米国の学者リチャード・フィッシャーは、今回の軍事パレードで披露された独自開発とされる最新兵器を目の当たりにし、「中国の軍隊は量的には台湾をすでに凌いでいたが、質的にも差がなくなった」とコメントした。

また、台湾政治大学国際関係センターの丁樹範(ディン・シューファン)研究員は「『中国のミサイルの父』と称される銭学森(チエン・シュエセン)の指導の下、ミサイル技術と宇宙科学技術は中国の軍事産業の中で最も発展して来た。こうした技術は経済的・外交的な利益をもたらしている」と語った。(翻訳・編集/HA)

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