地域最大の戦国時代の古墳、塘山遺跡の発掘終了―浙江省温嶺市

Record China    2006年11月5日(日) 15時38分

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発掘が終った浙江省の塘山古墳からは、戦国時代のさまざまな出土物が発見された。

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2006年11月3日、浙江(せっこう)省温嶺(おんれい)市の塘山(タンシャン)古墳の発掘現場では、浙江省文物考古研究所の陳元甫(チェンユエンフー)氏がレコードチャイナの取材に対し、1か月の活動期間を経て塘山古墳の発掘は完了したと述べた。

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陳氏の案内でこの古墳を公開前に見学した。この長さ16m、幅7m弱、深さ3.7mの古墳は、戦国時代(前403頃〜前221年)末期の墓ということが明らかになっている。これは中国南東部の寧波(ねいは)、台州(たいしゅう)、温州(おんしゅう)などの地方で、これまでに発見された最大の戦国時代の古墳だそうだ。この古墳からは玉璧(輪の形をした石板)や陶器20個のほか、つぼや鉢などの生活用品も出土した。

この塘山古墳がある塘山村では、かつて城の遺跡が発見されたことがあるが、それは2002年に浙江省考古研究所の専門家によって、戦国時代の古城と判定されている。今回の古墳も同時期のものと専門家たちはみているという。

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