中国は経済復興の“先導者”、アジア開発銀行が報告で指摘―中国

Record China    2009年10月9日(金) 5時26分

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6日、世界的に経済が低迷した2009年第2四半期も、中国はGDPが同期比7.9%増となった。アジア開発銀行は中国を経済復興の“先導者”だと指摘している。写真は北京の金融街。

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2009年10月6日、中国新聞網によれば、金融危機で世界的に経済が低迷した2009年第2四半期も、中国はGDPが同期比7.9%増、前期比でも1.8ポイント増となった。デフレ傾向が懸念されていたCPI(消費者物価指数)も8月にはマイナスからプラスに転じ、専門家からは、中国が今年8%成長を記録するのは間違いないとの声が出ている。

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第17期中央委第4回全体会議の公報は、08年下半期以降の中国経済は明らかな減速傾向にあったが、現在は全体的に回復に向かっていると指摘。中国国家統計局のチーフエコノミスト・姚景源(ヤオ・ジンユエン)氏も同様の指摘をし、米国や日本・EU・ロシアをはじめとする他のBRICs諸国よりも、中国の経済成長の状況は良好だと述べている。

また、アジア開発銀行(ADB)もその報告書の中で2009〜2010年の中国の成長率は8%を上回ると予測し、中国が世界経済復興の“先導者”となるとしたほか、国務院発展研究センター金融研究所の巴曙松(バー・シューソン)副所長は、2010年第1四半期の経済成長を11〜12%と予想している。ほか、多くの専門家や機関からも中国の経済成長について楽観的な見方を示しているという。(翻訳・編集/岡田)

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