<サッカー>中国代表、圧勝の影に八百長あり?!ボツワナ幹部を買収か―中国

Record China    2009年10月12日(月) 6時20分

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9日、ボツワナメディアによると、同国サッカー協会は同協会の最高経営責任者を停職処分とした。先月30日の中国との親善試合で買収され、選手らにわざと負けるよう持ちかけたという。写真は9月30日、サッカー親善試合・中国対ボツワナ。

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2009年10月9日、ボツワナメディアによると、ボツワナサッカー協会は同協会最高経営責任者(CEO)のMooketsi Tosh Kgotleleを停職処分とした。先月30日の中国との親善試合で買収され、選手らにわざと負けるよう持ちかけたという。10日、中国広播網が伝えた。

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先月30日、中国代表とボツワナ代表の親善試合が行われた。見事4対1と圧勝した。久々の大量得点での圧勝となったが、なんと試合には八百長疑惑があるという。ボツワナメディアによると、同国協会CEOは7万ドル(約626万円)を中国側から受け取っていたという。あるボツワナ選手は同CEOが選手らにわざと負けるよう話を持ちかけていたと証言している。

このニュースに中国サッカー関係者は一斉に反発している。ボツワナ代表の招請を担当したサッカー協会関係者はボツワナ協会CEOは中国に来てもいなかったと反論した。また事情に詳しい関係者は「支払ったのは旅費のみで出場費すら支払っていない。協会にはそんな予算はないうえに、そもそも(格下の)ボツワナ代表に勝つのにワイロは不要だ」とコメントしている。

親善試合、しかもFIFAランキング的には格下のボツワナ代表相手に果たして八百長をしかけるだろうかと意見もあるが、問題まみれの中国だけにありえない話ではないと声も聞こえてくる。特に今回の試合は建国60周年の国慶節(建国記念日)前夜とあって勝利を義務づけられていた。サッカー協会トップの南勇(ナン・ヨン)副会長が異例にも直接選手を激励するほどの力の入れようだったという。(翻訳・編集/KT)

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