Record China 2009年10月12日(月) 17時40分
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10日、双十節(中華民国の建国記念日)を迎えたこの日、台湾の馬英九総統は談話を発表した。就任以来進める大陸との融和政策が大きな成果を挙げていると強調した。写真は深セン市で水害被災地の平安を祈願する僧侶。
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2009年10月10日、双十節(中華民国の建国記念日)を迎えたこの日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は談話を発表した。中国新聞網が伝えた。
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馬総統は過去1年間で中台関係が大きく改善したと成果を誇った。台湾海峡の平和は台湾市民の期待に応え、国際社会の承認を受けるところであると発言している。一部では急速な大陸への接近が台湾の主権を脅かすとの不安の声も上がっているが、馬総統は各種ルートを通じて市民に融和政策の理解を得たいとコメントした。
また馬総統は中台の距離と互いの疑心は歴史的な問題であり一朝一夕には解決できず、現実的かつ順序をつけて信頼関係を築くことが必要だと指摘した。その成果とも言えるのが昨年の四川大地震被災地への台湾市民の援助、今年の台湾水害への大陸市民への支援。両岸市民の絆は強まっていると馬総統は指摘した。
その一方で台湾海峡の平和を求めることは必要だが、安全保障を犠牲にすることはできないとして、徴兵制ではなく募兵制による、「規模が小さくても精強な軍」を構築すると述べている。(翻訳・編集/KT)
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