Record China 2006年11月6日(月) 0時15分
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秦さんが手に入れた石を鑑定に出したところ、なんとそれは1万年以上前に作られた石槍の先端だということが分かった。
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2006年11月4日、専門家の鑑定の結果、湖南(こなん)省で発見された石槍の先端は、中国で最も早い時期に生きた原始人が作ったものと認定された。
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湖南省永州(ヨンジョウ)市に住む秦秋元(チンチウユエン)さんは、先史時代の出土品に強い興味を持っている。しばらく前に、彼はある工事現場の職員から変わった形の石を見せられた。細長く滑らかな石の先端は片方が鈍く、もう一方は鋭くて切れ込みが入っている。もしかしたらこれは原始時代の物ではないかと思い、秦さんは購入することにした。その後、長沙市へ出張で来ていた北京市文物局の史潤梅(シールンメイ)さんに、この石を鑑定してもらった。
石の質と浸食の程度、そして石についた傷跡から判定し、これ1万年以上昔に生きた先史時代のヒトが使用した石槍の先端で、この類のものの中では中国で最も古いことが判明した。
秦さんは早速、この石槍の先端を北京オリンピックの委員会に捧げようと考えている。
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