2009年10月9日、ニューアメリカメディアは記事「ノーベル平和賞という期待に応えるために、オバマには中国が必要だ」を掲載した。11日、環球時報が伝えた。

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オバマ大統領のノーベル平和賞受賞は本人すら予想していないサプライズとなった。それというのも2月の就任以来、理念こそは唱えてきたものの外交的には目立った成果を上げていないためだ。今後、オバマ大統領はノーベル平和賞という期待に応えることが求められるが、そのためには中国が大きな力となる。

先日、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相は北朝鮮を訪問、停滞していた情勢の突破口を開いた。金融危機、気候変動問題においても中国と米国の利益は共通している。パレスチナ問題、イラク撤退問題において中国は大きな影響を持ち得ないが、しかしオバマ大統領にとっては信頼しうる貴重な盟友であることは明らかであり、中国の協力の下、オバマ大統領はノーベル平和賞授与が正しかったことを証明する機会を得るだろう。（翻訳・編集/KT）