中国向け大型ガス・パイプラインの設置開始、3年以内に実現か―ロシア

Record China    2009年10月14日(水) 9時43分

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2日、ロシアの半国営天然ガス独占企業・ガスプロムは、3年以内の中国向け天然ガス・パイプライン設置に向け、基礎工事を開始したと発表した。写真は07年4月に北京市で開催された石油技術・設備に関する展示会に出展されたガスプロムのブース。

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2009年10月12日、新華網によると、ロシアの半国営天然ガス独占企業・ガスプロムは3年以内の中国向け天然ガス・パイプライン設置に向け、基礎工事を開始したと発表した。

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ロシアの国営通信社・イタルタス通信によると、ガスプロム側は「現在、中国政府関係部門と価格に関して折衝を行っている」と発表。中国側の需要が莫大であることから、適切な価格協議に向け話し合いの余地が大いにあるという。

また、現在実行に移されているのはサハリンガス田から中国に向けての第一期供給計画であり、第二期計画ではヤクート地区とチャヤンダ地区から供給する予定だ。

報道によると、チャヤンダガス田はロシア国内でも屈指のガス田で、貯蔵量は現段階で1兆3000億立方メートル。また、ヤクート地区の貯蔵量は2兆立方メートルと言われており、いずれも中国向け天然ガス供給基地になる計画だ。(翻訳・編集/小坂)

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