ヘロイン所持の英男性に死刑判決、外交圧力で死刑回避の声も―中国

Record China    2009年10月15日(木) 2時48分

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09年10月、中国でヘロイン所持により逮捕された英国人が死刑判決を受けた。英国では大きな反響を呼んでおり、地元メディアは死刑回避のため外交圧力をかけるよう、英政府に求めている。写真は中国の麻薬捜査官。

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2009年10月、中国でヘロイン所持により逮捕された英国人が死刑判決を受けた。英国では大きな反響を呼んでおり、英メディアは死刑回避のため外交圧力をかけるよう、英政府に求めている。13日、環球時報が伝えた。

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12日付英紙デイリーテレグラフによると、英国人男性(53歳)が中国で死刑判決を受けた。男は新疆ウイグル自治区ウルムチ市の空港でヘロイン25万ポンド(約3570万円)相当を所持しているのを発見され、2007年に死刑の一審判決を受けた。このたび控訴が棄却されたことにより死刑判決が確定した。

男は自分に精神障害があり、犯罪組織に騙されたと主張している。12日付英紙ガーディアンは、英政府は急ぎ中国に外交圧力をかけるべきとの英法曹関係者のコメントを掲載した。

環球時報は中国社会科学院人権研究センターの劉楠来(リウ・ナンライ)主任のコメントを掲載した。劉主任は精神障害であるか否かは中国の司法鑑定が決定すると主張、中国人であろうが外国人であろうが中国の領土内での犯罪には同様の刑罰が与えられると述べている。(翻訳・編集/KT)

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