2009年10月12日、環球時報はエアバス社企業宣伝部からの書簡を掲載した。「中国への技術提供を制限」とのロシアメディア報道は事実に反すると主張している。

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12日、ロシアメディアはエアバス社のファブリス・ブレジエ最高執行責任者（COO）による発言を報じた。今後、中国やロシアへの技術提供を制限していく方針を示したという。環球時報は報道の真偽をエアバス社に問いただしたところ、報道は事実に反すると訴えた書簡が環球時報に送られたという。

エアバス社は天津市に組立工場を建設、A320の組み立てを実施している。また、新型機A350XWBの開発プロジェクトにも中国は参加、技術移転が進められているという。この他にも機体開発、製造に関して中国企業と協力関係にあると書簡は指摘、報道が事実に反するものと反論している。（翻訳・編集/KT）