「アートというよりただの便器」、1万台の便器用いた滝に賛否両論―広東省仏山市

Record China    2009年10月14日(水) 20時45分

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13日、広東省仏山市の公園に設置中の“芸術作品”が話題となっている。1万台の便器を積み上げた壁を伝って水が流れ落ちるこの作品、作者は「ぜひ市のランドマークに」と意気揚々としているのだが…。

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2009年10月13日、広東省仏山市の公園に新たに設置中の“芸術作品”が話題となっている。1万台の便器を積み上げた壁を伝って水が流れ落ちるこの作品、作者は「ぜひ市のランドマークに」と意気揚々としているのだが…。南方都市報の報道。

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今月18日から「陶磁器祭り」が開催されるこの公園。イベントの花形として公開を控えているのが、1万台の便器とシンクを用いた空間芸術作品―その名も「便器瀑布」だ。磁器製の便器を幅100m、高さ5mの壁に仕立て、そこを水が流れ落ちるという。素材となった便器はメーカーからのB級品や国内外からの寄贈によって2か月をかけて収集したもの。

作者である広州美術学院の魏華(ウェイ・ホア)副教授は、「でたらめに見えるかもしれないが」と前置きしながら、「これは人間の視覚と心理への挑戦」と作品のコンセプトを語った。完成後は、創造性あふれる市のランドマークとなることを願っているという。なお、この作品はイベント終了後も公園に常設される。

この作品について、ネット上の複数の掲示板では賛否両論の議論が巻き起こっている。「クリエイティブだ」との称賛の声もある一方、「アート…てか、ただの便器じゃね?」とのストレートな意見も。「仏山市を世界の笑いものにしたくないなら、便器に土を盛って花を植えたらいい」との意見も見られた。(翻訳・編集/愛玉)

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