大企業が環境保護法規を守らず、現地政府の不当保護も―中国

Record China    2009年10月16日(金) 7時20分

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4日、香港紙は中国で大企業が汚染状況の公開規定を守っていないと伝えた。写真は南京の工場から川に流れ込む工業排水。

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2009年10月14日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国で大企業が汚染状況の公開規定を守っていないとの記事を掲載した。15日付で環球時報が伝えた。

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中国には「汚染物質を排出する企業は環境データを開示なくてはならない」という規則があるが、環境保護団体グリーンピースの報告によると、中国の一部の大企業や多国籍企業がこの規則を守っていない。フォーチュン誌で世界トップ500や中国トップ100にも選ばれるような大企業の少なくとも18社が、08年5月に施行されたこの環境保護規定を守っていない上、現地政府もこうした企業に対して対策を取っていないという。

現地政府の多くが汚染企業を不当に保護しており、企業側は「汚染データは機密資料」「現地政府に定期報告すれば汚染データを公開する必要はない」などと主張するケースがあると同報告は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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