<不妊率>中国が先進国並みに、主因は仕事のストレスと環境汚染―中国紙

Record China    2009年10月18日(日) 11時19分

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16日、中国紙は、中国人の不妊率が先進国並みに近付いてきたと報じた。写真は9月に海南省で行われた妊婦のボディペイント大会。

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2009年10月16日、中国紙・国際先駆導報は、中国人の不妊率が先進国並みに近付いてきたと報じた。

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記事によれば、中国における不妊率は、20年前はわずか3%だったのが現在は先進国並みの12.5〜15%にまで上昇した。実に8組に1組が不妊という確率だ。今年8月末に開催された「2009中国不妊不育フォーラム」で報告された調査結果によると、中国では結婚適齢期である25〜30歳までの不妊率が最も多い。

中国でこれほど不妊カップルが増加した大きな原因は「仕事のストレス」と「環境汚染」だと記事は指摘する。環境汚染が男性の精子の数を減少させ、精子の質を劣化させているという。統計によれば、中国男性の精子の数は、30〜40年前は1ミリリットルあたり平均1億個前後だったのが現在は2000万〜4000万個にまで減少した。

生活習慣の改善で不妊は防げるという。喫煙は女性の妊娠率を40%も減らすとのデータもある。不妊に悩むカップルはお酒やコーヒーの飲み過ぎ、肥満や過度のダイエット、不規則な生活を改善することが必要だと記事は指摘した。(翻訳・編集/NN)

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