同情票狙いも?「カリスマ留学生」語る、失敗続き日本が五輪招致にこだわる理由―中国メディア

Record China    2009年10月18日(日) 15時41分

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17日、中国広播網ウェブサイトは「カリスマ留学生」加藤嘉一氏を招き、日本が五輪招致にこだわる理由を分析した。日本が衰退へと向かう中、五輪を国民結集の起爆剤とする狙いがあるという。写真は国家体育場前の五輪旗。

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2009年10月17日、中国広播網ウェブサイトは「カリスマ留学生」加藤嘉一氏を招き、日本が五輪招致にこだわる理由を分析した。日本が衰退へと向かう中、五輪を国民結集の起爆剤とする狙いがあるという。

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加藤嘉一氏は北京大学に在籍する日本人留学生。多くの中国メディアでコラムニスト、コメンテーターとして活動しており、「カリスマ留学生」とも呼ばれている。同氏のブログは鳳凰ブログの選ぶ中国語ブログベスト10にランクインしている。

加藤氏は、長く続いた安定の時代を経て前進する動力を失ったため、日本は民族と社会を結束させる機会を必要としていると指摘した。五輪はそのまたとない機会になるという。また韓国と中国の台頭、とりわけ昨年の北京五輪は、日本に世界の表舞台から追いやられるという焦りを与え、国際社会での存在感をアピールする必要に迫られた。東京がアジアの順番ではないと言われながらも2016年の招致に立候補した理由はここにあると話している。また広島市は長崎市と共同で2020年の招致を目指す意向を明らかにしているが、加藤氏は世界唯一の被爆国として同情票を狙っていると分析した。(翻訳・編集/KT)

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