Record China 2009年10月20日(火) 15時26分
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17日、日本の華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長はブログで、三重県伊賀市に誕生した「図書館列車」を取り上げた。市民レベルの活動が日本初の試みを誕生させたことを称賛し、中国も見習うべきだと紹介している。写真は安徽省合肥市の移動図書館。
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2009年10月17日、日本の華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長はブログで、三重県伊賀市に誕生した「図書館列車」を取り上げた。市民レベルの活動が日本初の試みを誕生させたことを称賛し、中国も見習うべきだと紹介している。
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「図書館列車」は同市の第三セクター、伊賀鉄道が17日から運行を開始。電車内に本棚が設置され、利用者が持ち寄った本や漫画を乗客が自由に読めるというものだ。発案したのは市民らで作る「伊賀鉄道友の会」の同志社大学2年、森喜駿さん(20)。同電車で通学していた高校生の頃、このアイデアを思いついたという。「忍者の里」にちなみ、観光客向けに忍者関連の漫画も多くそろえられた。こうした電車は全国初。
蒋編集長は、地元の愛好家が地元のためにアイデアを出し、日本初の試みを誕生させたことに深い感銘を受けたという。それは大企業が巨額の資金を投入し、大々的なプロジェクトを始動させたものとは違う。純粋な愛好家の集まりである「友の会」が地元の活性化に尽くす姿も中国では見られない光景だ。最初は試験的に1編成(2両)からスタートさせるというが、これも手堅いやり方だ。
NINJYA(忍者)やSUSHI(寿司)、GEISHA(芸者)などはすでに世界の共通語になっているが、今回の活動を通して、日本のソフトパワーは少しずつ着実に蓄えられてきたものであることが良く分かる、と同編集長。日本人の優れた創造力はこうした蓄積の中で育まれてきたものだと感嘆し、中国も見習うべきだと指摘した。(翻訳・編集/NN)
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