中国初の国産空母、完成には予想以上に時間が必要―香港紙

Record China    2009年10月21日(水) 0時34分

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19日、香港の英字紙は、「模型の“空母”が意図するものとは」と題した記事で、湖北省武漢市で建造された実物大の空母の模型は空母建造計画を迅速に進めたいという中国政府の意思の表れだと報じた。写真は米空母キティホーク。

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2009年10月19日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「模型の“空母”が意図するものとは」と題した記事で、湖北省武漢市で建造された実物大の空母の模型は空母建造計画を迅速に進めたいという中国政府の意思の表れだと報じた。

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中国政府はいまだに空母建造を明言していないが、国内では早くも“空母熱”が高まっている。7月の「祖国の光―陸海空兵器模型展」では空母の模型が登場。広東省広州市で今月開催された写真展で展示された想像図には、「21年の中国共産党結党100周年までに大きな成果を挙げる」との一文が添えられていた。

記事によれば、空母建造の準備はすでに始まっていると見られるが、技術的な問題を解決するのは容易ではない。米太平洋軍のティモシー・キーティング司令官は、「中国がもし我々の知っている空母の建造を計画しているなら、予想以上に多くの時間を必要とするだろう」と指摘している。

カナダの軍事専門誌「Kanwa Defense Review」の創設者で軍事評論家のアンドレイ・チャン氏は、「少なくとも初期段階は外国製の艦載機が用いられる」と見ている。同氏によれば、中国は06年からロシアと艦載機の購入に関する交渉を進めているが、中国の軍事技術盗用にロシアが腹を立てたことで難航。だが、最終的に交渉は成立すると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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