中国本土から出産希望の妊婦が激増、あまりの多さに公立病院は受け入れ禁止―香港

Record China    2009年10月23日(金) 7時27分

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20日、香港での出産を希望する中国本土女性の急増に伴い、香港当局は公立病院での本土女性の受け入れを年内いっぱい禁止とした。だが、その適用を受けない私立病院に希望者が殺到。来年4月まで予約が取れない状況となっている。写真は香港の病院。

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2009年10月20日、香港での出産を希望する中国本土女性の急増に伴い、香港当局は公立病院での本土女性の受け入れを年内いっぱい禁止とした。だが、その適用を受けない私立病院に希望者が殺到。来年4月まで予約が取れない状況となっている。広州日報が伝えた。

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香港医管局の統計によれば、香港で出産した中国本土女性の数は01年の620人から08年には2万5000人へと激増した。中でも広東省深セン市の女性が圧倒的に多い。香港当局は地元女性の受け入れに支障をきたすことから、本土女性には高額のサービス料を課すなど規制に努めてきたが、数は一向に減らなかった。公立病院での受け入れ禁止措置は今回が初めて。

だが、今度は禁止措置を免れた私立病院に予約が殺到している。これまでは費用の面で公立病院の人気が高かったが、禁止措置であぶれた人たちがどっと押し寄せた。香港での病院確保に奔走する本土の妊婦たち。妊娠2カ月で早くも出産予約金を支払うケースも出ているという。(翻訳・編集/NN)

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