<続報>ヘロイン所持で英男性に死刑判決、ブラウン首相が中国側に外交圧力―英国

Record China    2009年10月23日(金) 5時23分

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19日、英国のブラウン首相はロンドンの首相官邸で中国の戴秉国国務委員と会談し、中国でヘロイン所持により死刑判決を受けた英国人男性の死刑撤回を求めた。資料写真。

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2009年10月19日、英国のブラウン首相はロンドンの首相官邸で中国の戴秉国(ダイ・ビングオ)国務委員と会談し、中国でヘロイン所持により死刑判決を受けた英国人男性の死刑撤回を求めた。22日付で四川新聞網が伝えた。

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記事によれば、この男性(53歳)は07年、新疆ウイグル自治区ウルムチ市の空港でヘロイン4キロを所持しているのを発見され、当局に身柄を拘束された。08年に一審で死刑判決を受け、先日、最高人民法院(最高裁)で死刑が確定した。男性は自分に精神障害があり、犯罪組織に騙されたと主張している。ブラウン首相とミリバンド外務大臣は戴国務委員との会談中、この事件に触れ、中国側に寛大な措置を求めた。

英外務省は、中国側が男性の精神障害を考慮せず死刑判決を下したことに驚きと不安を覚えるとする声明を発表。また、駐中国英国大使が先週、中国の最高指導者にこの件で書簡を送ったことも明かした。一方、中国外交部の馬朝旭(マー・チャオシュー)報道官は20日、この件について、「中国の司法機関が中国の法律に基づいて処理を進める」と述べている。(翻訳・編集/NN)

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