トラの熱愛を栄養たっぷりの食事でサポート―黒龍江省ハルビン市

2006年11月6日、黒龍江（こくりゅうこう）省ハルビン市にあるトラのサファリパーク・東北虎林園で、2頭のアムールトラが寄り添って行動を共にしている。ほとんど見分けがつかないが、彼らは雄と雌のカップルだ。ただいま恋愛中で、ヒマさえあれば頬を寄せ合う熱愛ぶりを見せつけてくれる。周りを見ても同様の、アツアツトラカップルたちが目立っている。

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11月はトラの発情期にあたり、園内ではこのような光景を多く見かける。同省にある横道河子（ハンダオハーズ）ネコ科動物飼養センターでも、100匹以上の雌のトラが発情期に入った。

管理人の話によると、この発情期の105日間には、とくに適齢期のトラに栄養のある食事を与え、交配、出産に向けて体力を増強させるという。来年、元気なトラの赤ちゃんが続々と生まれてくることを楽しみにしながら、飼育係は交配時期終了までトラの栄養管理に全力を注ぐということだ。