中印の摩擦が激化=対立点は領土・貿易・資源投資など多方面に―米紙

Record China    2009年10月27日(火) 14時20分

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2009年10月23日、米紙ウォールストリートジャーナルは記事「21世紀の中国とインド、激化する摩擦」を掲載した。領土問題に加え、経済問題でも両国は火花を散らしている。写真は中国で販売されている玩具。

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2009年10月23日、米紙ウォールストリートジャーナルは記事「21世紀の中国とインド、激化する摩擦」を掲載した。領土問題に加え、経済問題でも両国は火花を散らしている。25日、新華網が伝えた。

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中印両国の競争は貿易から資源投資へ、さらには有人月探索ロケットまで分野を広げつつ激化している。世界貿易機関(WTO)加盟国の中でも両国の紛争案件は最多、インドは中国産玩具、チョコレートの輸入を安全問題から禁止したほか、タイヤや化学製品の反ダンピング調査にも着手している。また両国関係にとって最大の問題となるのが領土問題。2003年から13回もの会議を積み重ねてきたが、ほとんど進展していない。

一方で利益が一致する場合には協力する局面もある。今年12月にはデンマーク・コペンハーゲンで国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開催されるが、両国は共同で炭素排出量制限に反対している。また先進国が要求している農業分野の貿易開放にも否定的な態度を示している。(翻訳・編集/KT)

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