無一文から大財閥へ上りつめた霍英東氏の告別式―香港

Record China    2006年11月9日(木) 19時4分

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先月末に北京で亡くなった霍英東中国政協副主席の告別式が、出身地の香港にて行われた。通りは弔問の花で埋め尽くされた。

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2006年11月7日の午前9時、先月他界した霍英東(かくえいとう)中国人民政治協商会議副主席の告別式が香港葬儀場で行われ、董建華(とうけんか)政協副主席が司会を務めた。遺体は式の後すぐに香港柴湾仏教墳場に埋葬された。

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霍英東氏は2006年10月28日、がんのため北京市内で死去、享年83歳だった。彼が入院した際、胡錦涛(こきんとう)国家主席を含む、中国共産党と政府幹部らが病院に彼を見舞った。

氏は1923年に香港の水上生活者の家庭に生まれ、無一文から身を起こし一大財閥を築いた香港の実業家。親中派として知られ、朝鮮戦争では物資を中国に運び共産党の信頼を得た。また巨額の私財を中国の教育界やスポーツ界に寄付。1984年から優秀な成績を上げた中国と香港のオリンピック代表選手に報奨金を授与しており、北京オリンピックにも多額の支援を行った。全国体育総会副主席、全人代香港特別行政区準備委予備委副主任、中国政協副主席などの要職に就任。香港霍英東グループの主席。

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