香港資本の工場、排水から基準値超えた重金属検出との報道―中国

Record China    2009年10月30日(金) 23時44分

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29日、香港紙・文匯報は国際NGO・グリーンピースが珠江デルタ地域の調査を実施したところ、香港資本の工場排水から基準値を超えた重金属、有毒物質が検出されたと報じた。写真は汚染が深刻な広州市の河川。

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2009年10月29日、香港紙・文匯報は国際的非政府組織(NGO)・グリーンピースが珠江デルタ地域の調査を実施したところ、香港資本の工場排水から基準値を超えた重金属、有毒物質が検出されたことを報じた。中国新聞網が伝えた。

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グリーンピースは今年2月から8月にかけ、珠江デルタ上流域の8都市、郷鎮53か所を訪問し、60か所以上の工場の調査を実施した。うち5工場の排水が基準値を超えたものだったという。

排水はマンガンや銅などの金属汚染が確認された。グリーンピースは香港特区政府が汚染削減設備の導入補助を行うと同時に高汚染物質の使用量削減を奨励するべきだと提言している。

グリーンピースの指摘を受けたある印刷工場は調査結果は事実と異なると反発している。別の電機部品工場は汚水処理設備は環境保護局の認可を受けたものだと反論した。(翻訳・編集/KT)

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