炭鉱が浸水、地下にいる10人の困難な救助活動―山西省太原市

Record China    2006年11月9日(木) 3時41分

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炭鉱の坑道が漏れ出た山水によって浸水し、10人が内部に閉じ込められているという。電気もない不便な場所での救出活動は困難な状態だ。

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2006年11月7日の明け方4時ごろ、山西(さんせい)省太原(たいげん)市の王封郷(ワンフェンシエン)にある炭鉱で、浸水事故が発生した。水が出たのはトンネルの上部からで、漏れ出た水が坑道内部を水浸しにした。

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この日の午後1時30分、レコードチャイナのカメラマンが事故現場に到着した時、救援活動はすでに開始されており、救助隊員が忙しく立ち働いていた。地面には大量の水が溜まっており、1台の掘削機が懸命に動いて、排水用の溝を掘っている。周囲ではたくさんの地元住民がこの様子を見守っている。

午後2時17分、長さ約40mの排水溝が完成し、坑道内にたまった水が流れていく。その後続々と救助退院や救援車両が事故現場に到着した。しかし現場の道が悪かったり電源がなかったりする環境は、救援活動に相当な困難をもたらしている。

地元住民の話によると、水が出た時に2人の作業員は自力で脱出したが、残り10名はまだ地下約500mの作業場に閉じ込められているそうだ。

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