中国との関係を強化すべき、米国との同盟を土台に―韓国紙

Record China    2009年11月8日(日) 7時57分

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4日、米国が衰退し中国が台頭する中、韓国は米韓同盟を土台として中国との協力関係を強化すべきだとの記事を韓国紙が掲載した。資料写真。

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2009年11月4日、韓国紙・朝鮮日報は「米国が衰退し中国が台頭する中、韓国は米韓同盟を土台として中国との協力関係を強化すべきだ」との趣旨の記事を掲載した。環球網が伝えた。

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3日、韓国の東アジア研究院(EAI)が「変化する世界と新たな米韓同盟」というテーマで主催したセミナーに、韓国大統領府の金炳局(キム・ビョングク)元外交安保首席秘書官が出席し、現在の国際情勢について「米国が単独でできることは多くないが、米国抜きでできることも多くはない」と指摘。「そうした中、重要な役割を果たすのは中国だ」と述べ、米韓同盟を土台として中国を抱き込むことが国際問題の解決を図る上で重要だと話した。

同じく同セミナーに出席したトーマス・クリステンセン元米国務次官補は、米韓同盟が持つグローバル性や同盟強化の道筋を指摘したほか、中国問題専門家として北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議についても触れ、「もし失敗すれば、中国は巨額の機会費用(実際に選択したものと別の選択肢を仮に選んでいたら得られたはずの利益)を失う。中国は北東アジアにおけるリーダーシップどころか、長年の友好国であるはずの北朝鮮への影響力を失ったことを示すことになる」と述べた。同時に、「この問題が、北東アジアにおける多国間協議の成長をもたらすチャンスとなっている一面もある」と指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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