「茶色」の赤ちゃんパンダが発見される、世界で5頭目―陝西省

Record China    2009年11月9日(月) 23時49分

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1日、陝西省の佛坪自然保護区で、世界で5頭目となる茶色のパンダが発見された。生後間もなく、まだ目も開かない赤ちゃんパンダだ。

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2009年11月1日、陝西省の佛坪自然保護区で、世界で5頭目となる茶色のパンダが発見された。生後間もなく、まだ目も開かない赤ちゃんパンダだ。9日付で四川オンラインが伝えた。

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同保護区の職員によると、発見されたのは同日午後1時ごろ(現地時間)。近くには母親と見られる成人パンダもいたが、体毛は白と黒だった。生後1か月半〜2か月で、体重は2kg。まだ目も開かず自力では歩けないが、人が近づくと大声を出して牽制するという。同区で茶色のパンダが発見されたのは4頭目。世界では5頭目となる。なぜ茶色のパンダが生まれたのかは不明だが、今のところ、先祖返りか遺伝の可能性が高いと見られている。

世界で初めて茶色のパンダが発見されたのは1985年、場所は同保護区内だった。「丹丹(ダンダン)」と名付けられ、西安動物園に引き取られたが、2000年にガンで亡くなった。2頭目は00年2月、やはり同保護区内で発見されたが、捕獲に失敗。それ以降は姿を見せていない。3頭目は91年6月、同保護区内で約15kgの成人パンダだった。4頭目は92年、佛坪周辺の長青保護区で発見された。

同保護区は78年に国家級自然保護区として建設された。総面積は3万5000ヘクタール。現在は65頭〜70頭のパンダが生息している。(翻訳・編集/NN)

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