また死者を出した、中国の「酒がなければ商いは成らず」の伝統―香港紙

Record China    2009年11月12日(木) 13時11分

拡大

10日、香港メディアは9日、安徽省の地方幹部がアルコールの多量摂取を原因に死亡したと伝えた。「酒がなければ商いは成らず」という中国伝統の考え方が影響を及ぼしているようだ。資料写真。

(1 / 2 枚)

2009年11月9日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、安徽省の地方幹部がアルコールの多量摂取が原因で死亡したと伝えた。「酒がなければ商いは成らず」という中国伝統の考え方が影響を及ぼしているようだ。10日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

安徽省の地方幹部である沈浩(シェン・ハオ)さんが、自宅で死亡しているのが見つかったのは今月6日。46歳の沈さんは土地譲渡の責任者で、その日は3組の投資業者と会っていた。村民によると大量に酒を飲んでいたという。

中国の伝統的な考え方によると、役人や商人は酒宴で同席した際、「乾杯」の一声でお互いに酒を勧め合う。天津市のある公務員によると、「飲まなくてもいいが、そうなると“おつきあい”に支障が生じる。酒宴には不文律があり、仕方がない」という。

国営通信社・新華社が今年7月に伝えたところによると、公費による飲食は毎年5000億元(約65兆円)にも達している。この額は国全体で費やされる外食費の3分の1に及ぶ。近年、一部の都市では昼間の酒宴を禁止している。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携