エイズと闘う子ども7人が北京市を訪問―北京市

Record China    2006年11月9日(木) 19時50分

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エイズと闘っている子どもたちが北京市を訪れ、あこがれの北京を訪れ、天安門広場や紫禁城を見学した。

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2006年11月8日の午前6時30分ごろ、エイズと闘う7人の子どもたちが北京市の天安門広場を訪れた。治療を受けるため、これまで外出することもままならなかった子どもたちは、念願の北京見学が実現し、とてもうれしそうな笑顔を見せていた。

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中国では近年、さまざまなルートからエイズに感染する人が増加している。ある調査によると、2010年までには子どもだけで20万人を超えることが予想されている。今回北京を訪れた子どもたちも、11歳から6歳という幼い年齢で、感染ルートもそれぞれ異なっているという。

7人の子どもたちは現在、山西(さんせい)省臨汾(りんふん)第3病院に入院して治療を受けている。そのため、学校へ通学することができなくなってしまった彼らのために、病院では小学校を作り勉強を教えはじめたのだそうだ。今回の北京旅行はいわば「遠足」。校長先生でもある第3病院の郭小平(グオシャオピン)院長に引率され、子どもたちは天安門広場や紫禁城を見て回った。あこがれの北京を訪れ、はしゃぐ子どもたちの姿を見て、郭院長も喜びを隠せない様子だった。

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