2009年11月16日、台湾紙・聯合報によると、中国で富豪の第2世代を対象とした「セレブ教育」市場が拡大しているという。17日付で環球時報が伝えた。

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江蘇省、浙江省、福建省、広東省など経済の発展している中国沿海地区の都市部で、民間企業の経営者層の間に共通する問題は「後継者の育成」だという。そうした中、単に次世代のCEOを育成するだけなく、クラシック音楽鑑賞や楽器の演奏、社交界のマナーなど、上流階級として相応しい教育を施すといった特徴を出した教育ビジネスが注目されている。課程は指導教官制をとり、国内外の教育界やビジネス界からトップレベルの講師を招いているという。

しかし、上海のあるセレブ教育機関の関係者は、次世代CEO教育で最も重視されるべきは心理教育だと指摘する。孤独な幼少時代を過ごしてきた富豪の子女の中には、人間関係の構築が苦手なまま成長しているケースも見られるという。（翻訳・編集/岡田）