毎年54万人が心臓突然死、原因の9割は不整脈に関係―中国

Record China    2009年11月18日(水) 15時5分

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17日、中国では毎年約54万人が心臓突然死で亡くなっており、その9割近くが不整脈に起因するものだという。資料写真。

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2009年11月17日、解放日報によると、中国では毎年約54万人が心臓突然死で亡くなっており、その9割近くが不整脈に起因するものだという。

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中国衛生部心血管疾病防治研究センターが主催する、中国で初の「中国不整脈キャンペーン週間」が16日から北京や上海など9都市で始まった。キャンペーン期間中は無料健康講座や専門家による診断などが行われ、市民に対し不整脈や心臓突然死の予防についてアピールしていくという。

復旦大学付属中山医院心内科の葛均波(ガー・ジュンボー)教授は「不整脈は珍しい病気でなく、臨床データでは心臓突然死の主因となっている」と説明する。

また、同内科の宿燕崗(シウ・イエンガン)副教授は「頻脈性不整脈や心不全、冠状動脈性心臓病などの患者、家族に心臓病患者を持つ人などは不整脈を発病しやすい。ほとんどの不整脈は症状や心電図によって確定でき、薬物やペースメーカー、植え込み型除細動器(ICD)などによってコントロールが可能で、心臓突然死の予防が出来る」と市民に早期発見・予防の重要性を呼びかけている。(翻訳・編集/HA)

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