妊娠24週 予想外の5つ子早産の結末―吉林省長春市

2006年11月5日、吉林（きつりん）省長春（ちょうしゅん）市の病院に、妊娠24週目の王（ワン）さん（29）が運ばれてきた。通常妊娠22〜36週目の間に出産してしまうことを早産というが、彼女の場合も切迫早産（早産になりかかっていること）の危険にさらされていた。

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産婦人科ではすぐさま検査が行われたが、彼女は3つ子の受胎だと認識していたのが、実際は5つ子を身ごもっていたことが分かった。医師は緊急手当てを行い、5人の女の子が生まれたが、そのうち3人は死産、残りの2人も先天的な病気を抱えての誕生となった。

さらに悲しいことに、母親である王さんを含め、彼女の家族は経済的理由で子どもの治療を放棄する決断をした。家庭の事情に介入はできないが、なんともせつない話だ。