2009年11月19日、中国のブログサイト・環球博客に「中国と日本の大学生はどこが違うのか」と題した記事が掲載された。筆者は日本と中国の大学で講義を行うたび、感じる違いがあるという。以下はその内容。

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上海の華東理工大学外語学院で講義を行った。学生は当然のように前の方から席を埋め、視線は教壇に向けている。だが、日本の大学では違う。学生は後ろの方からポツポツと席を埋め、視線もどことなく定まらない。中国の知り合いにこの話をすると、「中国の学生はにぎやか好き、日本の学生は真面目に聞こうとしているだけ」と分析したが、その意見にはどうしても賛成しかねる。

日本の大学生が真面目に聞いているのかどうか、教壇に立つ側からは判断しかねるが、なるべく目を合わせないようにしていると感じる。だが、中国の学生は違う。彼らと目と目を合わせながら講義していると、何とも言えない一体感を感じるのだ。

ある時、日本の学生に「友人がたくさんいるのか？」と聞いてみた。その学生は授業中、常に下を向いて携帯メールを打っている。だが、返ってきた答えは「いません」。あれほど熱心にメールを交わしていても「友人」ではないのか。どちらにしろ、自分は中国人学生の前から席を埋める習慣の方が好きだ。日本の学生の習慣は好きになれない。（翻訳・編集/NN）