諺「他山の石」を知らない炭鉱主=黒龍江省の炭鉱事故、原因はそこに―中国メディア

Record China    2009年11月23日(月) 16時4分

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22日、黒龍江省鶴崗市の炭鉱で起きたガス爆発事故を受け、湖南省のニュースサイトは、炭鉱主が安全対策を軽視している現状を批判した。写真は21日の事故現場。

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2009年11月22日、黒龍江省鶴崗市の炭鉱で起きたガス爆発事故を受け、湖南省のニュースサイト・紅網は、炭鉱主が安全対策を軽視している現状を批判した。以下はその内容。

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中国では炭鉱事故が頻発し、大勢の人命が失われている。今年は2月にも山西省古交の炭鉱でガス爆発事故が発生し、77人が死亡している。07年を振り返ると、山西省、山東省、河南省、山西省など事故発生地点は中国全土にわたっている。中国の炭鉱事故は、なぜこれほど繰り返されるのか?

それは、事故が教訓として生かされていないからだ。どこかで事故が起きれば、それがたとえ他省だとしても、自分たちの安全対策を再度確認すべきだろう。しかし、実際はコスト高を懸念する炭鉱主は、事故を未然に防ぐための対策に費用をかけたがらない。実は今回のようなガス爆発事故は、ガス検知能力を高めるだけで完全に防げるもの。ガス検知器を新しいものに変えるには高額の費用がかかるが、企業は安全対策に費用を惜しむべきではないだろう。

今回の事故を最後に、これ以上犠牲者が増えないことを願う。当局は目を覚まし、管理体制を強化して欲しい。(翻訳・編集/NN)

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