2009年11月24日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、仏パリ証券（アジア）の中国・香港研究部はこのほど、中国の2010年の経済成長が9．5％となり、経済成長率が米国よりも年5ポイント上回り続けるとともに、人民元とドルの為替相場が5：1を続ければ、中国のGDPは2020年には米国を追い越し、来年にはハンセン指数も30000ポイントの水準に回復するとの予測を発表した。中国新聞社が伝えた。

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中国の銀行、保険、石油、海運企業などの多くが世界最大規模の企業の仲間入りを果たし、中国は米国に代わる世界最大の経済体になるとともに、消費や医療、科学技術、自動車などがいずれも大きな潜在力を持つほか、香港の不動産価格は今後18か月の間に30〜40％上昇すると予測された。

また近来、中国本土や海外からの資金が香港へ持続的に流入していることから、多くの国際金融機関が香港株式についての見方を上方修正している。JPモルガン中国証券の李晶（リー・ジン）氏は、中国本土からの資金流入に加え、香港株式市場の流動性が高いことを指摘し、今後12か月で相場は20％上昇するとの見方を示している。（翻訳・編集/岡田）