Record China 2009年11月26日(木) 21時33分
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25日、サッカー賭博によって中国から毎年10兆元以上の賭け金が海外へ流出しているという。資料写真。
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2009年11月25日、揚子晩報によると、サッカー賭博によって中国から毎年10兆元(約128兆4000億円)以上の賭け金が海外へ流出しているという。
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記事によると、海外の多くの国々ではサッカーを賭けの対象とすることは違法ではなく、政府が賭けを営むブックメーカーに正式な営業許可を与えるなど、1つの業種として発展している国さえある。しかし、中国ではサッカーを賭けの対象とすることは認められていないため、中国のサッカー賭博ファンはヨーロッパ各国やマレーシア、インドネシアなどの海外ブックメーカーを利用したり、中国国内の違法組織などを利用している。一説によるとサッカー賭博によって中国から海外へ毎年流出する賭け金は、上海ディズニーランド400個分の建設費用に相当する10兆元以上とされている。
中国国内でサッカー賭博に参加する方法は、「インターネットを利用して海外のブックメーカーなどを利用する」「電話を使って地下組織の賭博に参加する」「知人の紹介を通じて賭博サークル(ネズミ会)に参加して賭ける」の3種類が主流であるという。この3種類の中で、最近は「ネズミ会」の人気が高くなっている。ネズミ会入会は知人の紹介が前提条件になっているため、安心して参加できるだけでなく、入会金が必要ない。さらに、参加者は賭ける際に資金を事前準備する必要がなく、賭けに勝てば配当が口座に即入金される一方で、負けた場合は後日に賭け金を振り込めば良いなど、賭博ファンがのめり込み易いようなシステムが採用されているからだと記事は紹介している。
また、中国ではサッカー賭博に絡んだ八百長もたびたび話題になっている。記事では、内部関係者の話として、「サッカー賭博の胴元が八百長試合を仕組むことは少なく、最大の犯人は選手とコーチ、さらにチームのオーナーも関係している」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
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