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25日、中国南部、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州モウ臘県の裁判所は、同州内の自然保護区で虎を射殺し食べた住民に対して、銃の不法所持や希少動物を違法に殺した罪などで有罪を言い渡し、約617万円の賠償を命じた。資料写真。
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2009年11月25日、中国南部、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州モウ臘県の裁判所は、同州内の自然保護区で虎を射殺し食べた住民に対して、銃の不法所持や希少動物を違法に殺した罪などで有罪を言い渡し、48万元(約617万円)の賠償を命じた。26日付新華社が伝えた。
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事件は今年2月、モウ臘県民の2人が国家級自然保護区で見つけたインドシナトラを射殺し、翌日、知り合いらと共に射殺現場に戻った上でトラを解体し、持ち帰ったもの。肉は各自が家で調理し、食べたという。射殺した2人が6月になって自首したことで発覚した。
インドシナトラは中国の一級保護動物に指定されており、賠償金は「トラ射殺によって国家に損失を与えた」ことに対するものだ。(翻訳・編集/東亜通信)
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