<中華経済>新たな地域経済圏の認可相次ぐ、外需依存型からの早期脱却が目的か―中国

Record China    2009年11月27日(金) 15時31分

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25日、中国紙は、東北地方の吉林省を中心とする豆満江(中国名:図們江)地域の開発計画が認可を受けたことで、中国で今年新たに認可された地域経済圏は過去4年間の合計を上回ったと報じた。写真は開発が進められている「天津浜海新区」。

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2009年11月25日、中国紙・河南日報は、東北地方の吉林省を中心とする豆満江(中国名:図們江)地域の開発計画が認可を受けたことで、中国で今年新たに認可された地域経済圏は過去4年間の合計を上回ったと報じた。

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中国では今年に入ってからすでに7カ所の地域経済圏が認可を受けている。その内容は、豆満江地域の開発以外に▽広州、香港、マカオを結ぶ「珠江デルタ」地域の拡大▽福建省と台湾の経済交流促進を柱とする「海峡西岸経済区」の開発▽西部大開発の“エンジン”として期待される 陝西省と甘粛省を中心とした「関中―天水経済区」の開発▽「長江デルタ」地域の拡大となる江蘇省沿海地域の開発▽マカオに隣接する広東省珠海市横琴地区(横琴島)の開発▽遼寧省沿海部の開発▽中部地域の開発。

記事は、中国政府が1年間でこれほど多くの認可を出すのは「前代未聞」と指摘。その上で、昨年秋からの世界的な金融危機で、中国経済はこれまでの「外需依存型」から「外需と内需の両方が主導する」体質への早期転換を迫られたことが主な要因だと分析した。(翻訳・編集/NN)

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