<ドバイ・ショック>「中国のユダヤ人」浙江商人、不動産投資で巨額の損失―香港紙

Record China    2009年12月1日(火) 12時57分

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11月30日、香港紙は、ドバイで不動産投資を手掛けていた浙江省出身の商人たちが、「ドバイ・ショック」により大打撃を被っていると報じた。写真はドバイ。

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2009年11月30日、香港紙・文匯報は、ドバイで不動産投資を手掛けていた浙江省出身の商人たちが、「ドバイ・ショック」により大打撃を被っていると報じた。中国新聞網が伝えた。

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浙江商人といえば商売上手で有名だが、特に温州市出身の商人は「中国のユダヤ人」と呼ばれ、世界各地で金儲けに奔走している。記事によれば、ドバイに進出した浙江商人は約5万人で、現地中国人の約半数を占める。最初は中国製の家電や皮靴、バッグなどの販売で元手を貯め、さらに実入りの良い不動産投資の世界に進出していった。

しかし、昨年秋からの世界的な金融危機の影響で、不動産価格は大幅に下落。数カ月の期間を経てようやく回復の兆しを見せたところで、今度は「ドバイ・ショック」に見舞われた。不動産の価値は半分に下がり、浙江商人全体の損失額は20億ドル(約1730億円)に達すると見られている。

記事によると、今年初めから投資に失敗し、経営難に陥った浙江商人が続々と帰国の途についているが、今回のドバイ・ショックでその勢いがさらに増すものと予想されている。(翻訳・編集/NN)

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