Record China 2006年5月8日(月) 0時9分
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天壇(北京市、1998、世界文化遺産)
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「天壇」は北京の崇文区、故宮の東南数キロの所にある、巨大な祭祀用の壇廟建築で、明、清王朝の皇帝が毎年天地の神を祀り、豊作を祈った場所である。
【その他の写真】
天壇の総面積は270万平方メートルで、故宮より更に4倍ほど大きい。敷地面積は、273ヘクタール。
建物の配置は“回”字形になっていて、内側の内壇と、外側の外壇に分けられる。内壇、外壇の壁の総延長距離はそれぞれ3292メートルと6416メートル。
最南端の塀は方型で、大地を象徴しており、最北端の塀は半円型で、天を象徴している。また、北を高くし、南を低くすることで、天地を表現している。
天壇の主要な建築物が集中しているのは、内壇の基軸の南北両端で、そのうちの1本は丹陛橋につながっている。南から北に向かい、園丘壇、皇穹宇、祈年殿、皇乾殿などがある。
天壇の設計は巧妙で、色彩の調和、建築芸術は出色であり、国内でも抜きん出た存在である。
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