旅行業の商工会議所発足、観光業てこ入れ目指し―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年12月4日(金) 14時21分

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2日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で観光業界の商工会議所が発足した。今年7月に起きた大規模暴動などの影響で冷え込んだ同自治区の観光業のてこ入れを図る。写真は同自治区のアルタイ地区を訪れる観光客。

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2009年12月2日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で観光業界の商工会議所が発足した。今年7月に起きた大規模暴動などの影響で冷え込んだ同自治区の観光業のてこ入れを図る。中国の地方で観光関連の商工会議所が発足するのはこれが初めてとみられる。2日付中国新聞社が伝えた。

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この商工会議所には自治区内の旅行社や客運会社、観光地の管理組織、ホテル、メディアなどが参加。魅力的な観光資源を持ちながら、個別の企業が小規模であることなどから発展しきれない同自治区観光業の成長促進を目指す。同自治区内の観光業による直接の雇用人数は20万人、間接的には80万人に及ぶため、観光業支援によって住民の経済力を底上げする意味合いもありそうだ。

会議所では今後、観光先進地への視察や観光業に関するトレーニング、研究会などを実施し、企業と企業、企業と政府の架け橋となることを目指す。(翻訳・編集/東亜通信)

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