Record China 2009年12月5日(土) 22時16分
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3日、米ドルの継続的な下落によりアジアの大都市で生活する外国人の出費が増加しているとシンガポール紙が伝えた。写真は北京市内のスーパー。
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2009年12月3日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、米ドルの連続的な下落によりアジアの大都市で生活する外国人の出費が増加している。
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国際人材調査会社ECAインターナショナルが発表した物価ランキングによると、米ドルの低迷により、アジアの大都市に住む外国人の消費能力の低下が顕著になっているという。
2009年の最も物価が高いアジアの都市ベスト10は、1位から順に、東京、横浜、名古屋、神戸、香港、上海、ソウル、北京、シンガポール、台北の各都市。世界で最も物価が高い都市は、1位から順に、アンゴラの首都ルアンダ、東京、オスロ、コペンハーゲン、横浜などとなっている。
同社アジア地区責任者の関礼廉(グワン・リーリエン)氏は、「自国通貨を米ドルと連動させていない国と地域では、物価ランキングが昨年比でわずかに上昇した程度だが、日本・シンガポール・韓国に住む外国人は、1年前の生活水準を維持するために、多額の補助金が必要になる」と話す。
関氏は、アジアで日本の都市が上位1〜4位までを占めたのは、日本円の対米ドルレートが過去14年で最高に達したことが原因だと述べた。
同社のデータは不動産、自動車、学費などを除く125の商品の価格を、390の都市で調査したもの。(翻訳・編集/津野尾)
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