<パクリ>企業のウェブアドレスも?!訴訟では勝手登録者の9割が敗訴―中国

Record China    2009年12月6日(日) 20時22分

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12月4日、中国広播網は、不当なウェブサイトアドレス登録をめぐる訴訟で、90%近い確率で登録者が敗訴していると伝えた。写真はナイキの販売店。同社は勝手に登録された「nike.cn」「nike.net.cn」のアドレスを裁判の末、獲得した。

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2009年12月4日、中国広播網は、不当なウェブサイトアドレス登録をめぐる訴訟で、90%近い確率で登録者が敗訴していると伝えた。

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中国では企業や有名人の名前を使ったウェブサイトアドレスを勝手に個人が登録する例が続出している。最近では中国語ドメイン「.中国」をめぐる問題が急増している。一例を挙げれば、「三星(サムソン).中国」「可口可楽(コカ・コーラ).中国」「谷歌図書捜索(グーグルブックサーチ).中国」など。外国企業ばかりか、中国国内企業や国家体育場「鳥の巣」などを対象にした例も見られる。

基本的にウェブサイトアドレスの登録は早い者勝ち。そのため登録したアドレスを企業に売りつけようとする不当な登録が後を絶たない。しかし中国国際経済貿易仲裁委員会によると、「.cn」「.中国」での不当登録裁判1383件のうち、1191件が不当な登録と認定して、アドレスの移管を命じたという。ある知的所有権の専門家はこうした裁判結果は不当登録抑止につながると評価した。(翻訳・編集/KT)

※タイトルの「勝訴」を「敗訴」に訂正しました。

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