北朝鮮製ジーンズ、デパート側が直前に販売中止=政治問題回避で―スウェーデン

Record China    2009年12月7日(月) 11時11分

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6日、スウェーデンで5日から予定されていた北朝鮮製ジーンズの発売が、「政治的な問題に巻き込まれたくない」とのデパート側の意向で直前に中止された。写真はストックホルムのデパート。

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2009年12月6日、スウェーデンで5日から予定されていた北朝鮮製ジーンズの発売が、「政治的な問題に巻き込まれたくない」とのデパート側の意向で直前に中止された。香港の衛星テレビ局・フェニックス・テレビ(鳳凰衛視)が伝えた。

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発売中止となったのは、スウェーデンのノコジーンズ(Noko Jeans)が北朝鮮の紡績工場とOEM契約を結び、輸入したもの。価格は1本1500スウェーデン・クローナ(約1万9000円)で、1100本が販売される予定だった。現地では「即刻ソールドアウト間違いない」と報じられるなど注目度はかなり高かったが、このジーンズを販売することにしていたデパート側は「政治的な問題に巻き込まれたくない」との理由で、当日になって突如発売を中止した。

ノコジーンズは2年前にスウェーデン人の若者3人が立ち上げたブランドで、北朝鮮という国に対する好奇心からOEM生産を思い立ったのだという。「米国」を連想させるブルーの製造は出来なかったため、色はすべてブラックだった。(翻訳・編集/NN)

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